お守りを返しに、高野山への日帰りの旅 2014.1.11(土)

By sk, 2014/01/12

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昨年(2013年)の1月に高野山に行った際、自分が厄年と知った。

今まで生きてきて、お祓いとか何もした事がなかったけれど
あまりの私のついてなさを心配してくれた方が
「厄よけのお守り」を買ってくれた。

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それがこのお守り。
首からかけられるタイプでずっと昨年はかけていた。

効果があったのかなかったのかは別として、
「高野山のお守り」ということでちゃんと返しにいく事にした。

お守りを返しにいく日を、今年のお正月に予定していたが
急遽、風邪を引いてしまい断念。

仕方なく「別の休みの日に行こう。」と決めたが忙しくて、なかなかいけそうにない。
「どうしよう。」と悩んでいた…。

そんな時、ふと朝起きたら「あっ、高野山に行こう。」と思い、即行動。

ただ、早くいきたいのに「あれしないと!これしないと!」と家事を済ませてからの出発だったので
出発はお昼になってしまった。

朝から何も食べていないし、特に電車の時間も調べていない全く計画性のない旅。
とりあえず、少しお金をATMでおろしての出発。

南海電車の窓口に行き
「一番早くつく高野山までの切符が欲しい。」というと
なんかスペシャルチケットみたいなのを渡してくれた。

http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/koyasan.html

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それがコチラ

私は堺東からのったので少し安く買えた。

ほんとはタイミングが合えばこちらにのりたかった。
http://www.nankaikoya.jp/tenku/
天空。

特急に乗るので電車の中で「駅弁」でも食べよう。
と思っていたけれど、乗車時間が長い割には駅弁もなにもなかった…。

電車の机すらほんの気持ち程度しかなかった。(笑)
仕方がないので、お昼はコチラ。

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電車の中で、どんな風に高野山を回ろうか?とiPhoneをいじっていたけれど
和歌山にはいったぐらいから、圏外ばかりでまともにつながらず、予定が全くたてられなかった。

取りあえずお守りを返すには「奥の院」にいかなくてはいけない。
でも、せっかくなので奥の院以外もいってみたい。

というか、高野山って初詣するならどこのお寺に行けばいいの?とわからなくなり
わずかなネットをたよりに検索。
ダイルアップを思い出す程のネットの遅さにイライラしつつ
「奥の院」→「金剛峯寺」→「金堂」にいく事にした。

高野山駅からバスで「奥の院前」へ

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なんかいた。(笑)
ゆるキャラ。

 

雪が残っていて、石畳が滑って滑って仕方がなかった。
受験生にはよろしくない状況…。

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特別母樹林

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広い、お墓の中を歩き、お守りを返す場所が分からず、
お守りを売っている場所についたので
お守りを返納する場所を聞いてみた。

場所を教えてもらい無事返納。

せっかくなので久々に般若心経を…と思ったけれど思い出せず…。(お遍路途中なのに…不甲斐ない…。)

とりあえず、お線香とローソクをつけて「南無大師遍照金剛」と3回だけとなえて帰ろうとしたら
急に涙がとまらなくなり、ちらりと雪が降り出した。

奥の院の敷地内を出るまで、ずーーーっと涙が止まらなかった。

行きは「変わったお墓ばっかり。」ってニヤッとしながら歩いてたけど、
(入り口付近に「しろあり」のお墓があって、なぜかニヤッとしてしまう…原因は書体かな…)

帰りは大量のお墓と天まで届きそうな勢いの杉の木を見て
「生きていたくてもこんなにも死んでしまった人がいるのか…。」と思ったら
「生きなきゃ!」と強く思った。

 

ちなみにここでおみくじをひいた。(自販機があった)

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大吉であった。(笑)

 

 

あと、新たにお守りも買った。

今回は厄よけ用ではなく普通のお守りと、まだ早いけど息子用のお守り。

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マジで頑張ってくれよ!(涙)

 

 

もう既に空は暗くなっており、帰宅していく人がちらほらいる中
バスで「金剛峯寺」に向かう。

途中、お洒落なカフェとお土産屋さんをみつけた。

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金剛峯寺」にはバスツアーの方がたくさんいた。

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心が歪んでいるのか、写真も歪んでいる…。

 

到着したのが午後4時でふと横をみると鐘がならされていた。

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中に入ってみる。

参拝料は500円だが南海の切符に割引券がついていたので
400円だった。

しかも、お接待券付きだった。(笑)

お接待の再現写真。

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色んなものが展示されている中(ほとんどが撮影禁止)
私が一番興味を示したのが廊下から見る雪景色とお台所だった。
弘法大師様は関係ない。(笑)

廊下の屋根の低さに「昔の人は背が低かったのね…。」と実感し
「この廊下を着物を着て打掛け姿であるきたい。」とか
「お寺の建築、素晴らしすぎ!」と興奮していた。(笑)

お庭も素晴らしい。

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よく見たら何か書いてある。

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池もあった。

 

内装はほとんど撮影禁止で
ふすまに四季折々の絵が描かれてあったり、金箔の部屋があった…。
きっと素晴らしいはずなんやけど、それよりも外の景色が素晴らしかった。
名称がわからないけど、障子のような木枠ごしの雪景色とかが絵画みたいで
「めちゃくちゃ寒いけど、ここに住みたい。」と思ったくらい。

あとは「お台所」にワクワクがとまらなかった。

ただ、飾っているだけじゃなくて
「まだ実際に使っている。」と言う事に感動した。

薪がつまれてあったり、ネズミをよける為に梁に紙をはっていたり(ネズミ滑りと書いていた)とか
「この釜では98キロのご飯がたけます。」とでっかい釜があり、その釜が3つあったり…。

「すげぇ!!すげぇ!!!宮崎駿の世界みたい。」と思ってしまった。
こっちのほうがリアルなんやけど…。

 

仏様のおさがりでお餅がおいてあったので
(ちゃんとお金をおいて)もらってきた。

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あと、お寺の中にお土産屋さんがあったのでお土産を購入した。
思わず購入したのはコチラ

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「武蔵」

「むさし???」

なんじゃこれ?
包まれて中身がわからない…。

と思ったら、お接待のお菓子だった。

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「息子にあげよう。」と思わず買った。(笑)

 

あと、ずっと欲しかった指輪をみつけた。

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こちらも購入。

 

「面白かった。」と大満足で金剛峯寺を後にしたけど、もう時間がなく

金堂はいけなかった…。

 

 

バスの時間を待つ間、お土産をかった。

 

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まだ早いんやけど…

まじで頑張ってくれ…という気持ちを込めて。

 

財布の中身が500円しか残っていない状態になったので、帰宅することにした。
本当なら宿坊とかに泊まってみたかったけど、お金がなかった…。
来年はもっとお金を貯めてお守りを返しにきたい。

帰りは、特急ではなかったので
帰宅にはすんごい時間がかかった。

そして、めちゃくちゃおなかが減ったのでした…。

 

今年はお遍路の続きを一寺でもいいから回りたい。
あと、般若心経を覚えたい。

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